2016年05月02日(月)

「耳のある者は聞きなさい」マタイ13:9



「道ばたに落ちた種があった」と出て来るが、種である神の言葉が、
耕地でなく、道ばたに落ちた。もし大切な種なら、道ばたに落ちた
まま放っておくだろうか。もしバッグや、貴重品、大切な物が道ば
たに落ちたら、どうだろう。道ばたにそのまま放置するだろうか。
そんな事はしない。もし放っておくなら、それは捨ててもよい物、
どうでもいい物という事になる。

道ばたの心は、神の言葉をそんなに大事なものとは思っていない事
になる。気に留めていない。関心が無い。だから「悪い者が来て、
その人の心に蒔かれたものを奪って行く」と。悪魔が来て、信じて
救われることがないように、心から御言葉を持ち去ってしまう。心
に入らないという事は聞かなかった事になってしまう。きれいに忘
れ去ってしまう。実を結ぶ事がなく、自分が変えられて行く事もな
い。

主がエジプトの奇跡で、激しい雹を降らせるから、今すぐ野にある
すべてのものを避難させよ、死んでしまうからと言われた。その時、
主の言葉を恐れた者は、しもべ達や家畜を家に避難させた。しかし、
主の言葉を心に留めなかった者は、しもべ達や家畜をそのまま野に
残した。主の言葉を畏れるなら、必ず言葉を受け取り、行ないが生
まれる。

私たちの心の態度はどうだろう。御言葉を軽んじているだろうか。
神の言葉には力がある。愛があり、真実があり、御言葉は、神のわ
ざを成し遂げて行く。祈って、御霊に助けられて、御言葉を受け取
ろう。
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御言葉の価値をサタン程に知っているだろうか。御言葉を受け入れ
従うときに結ぶ実の素晴らしさを知りつつ歩もう。いのちある種、
かけがえのない宝を私たちは持っている。