2016年06月01日(水) 「彼が下って行く途中、そのしもべたちが彼に出会って、彼の息子が直ったことを告げた」ヨハネ4:51
「彼が下って行く途中、そのしもべたちが彼に出会って、彼の息子が直ったことを告げた」ヨハネ4:51
王室の役人が、主のもとに来た。ヘロデ王の宮廷官吏で、地位も名 誉もあり資産もあった。しかしそれらをもってしても、どうにもな らない事態が生じた。息子が病気で死にかけていたのだ。どんなに 財があってもどうにもならず、医者も直せなかった。絶体絶命の窮 地にいた。主の噂を聞き、この方なら助けて下さるのではと、30キ ロの距離を必死の思いでやって来た。 息子のいやしを願うと、主は「あなたがたは、しるしと不思議を見 ないかぎり、決して信じない」と答えられた。「あなたがたは」で あり、彼だけでなく周囲の人々への言葉でもあった。ただ奇跡を喜 ぶのではなく、主が救い主である事を信じ、主に信頼する事を求め られた。役人は、続けて息子のいやしを願ったが、「主よ」に変わ っていた。 それに応答して、主は「帰りなさい。あなたの息子は直っている」 と告げられた。すると、彼は、主が言われた言葉を「信じて」、帰 途についた。彼にとり、まず息子が直る事だけがすべてであり、必 死であり、信じる信じないなど、どうでも良いことだった。しかし、 主は、彼を主を信じる信仰へと導かれた。 御言葉を信じ、従い、帰って行くと、途中で息子が直った事を聞い た。御言葉を聞いた同時刻である事を知り、彼も彼の家族も皆信じ た。息子の危機を通して、主は、一家を主を信じる信仰へと導かれ た。神の言葉は必ず成就する。そして従う時に、その度に信仰が強 められて行く。今、目の前に示されている言葉に従おう。 -------------- 直接癒される奇跡を見たら、信仰も強まるのにとの思いもあるが、 御言葉だけを信じて帰途につく信仰さえあれば、どんな時にも平安、 平和がある。主は見えなくとも信じて帰る者でありたい。