2017年08月02日(水) 「みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者であってはなりません」ヤコブ1:22
「みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者であってはなりません」ヤコブ1:22
ある人が、隣家と、敷地の事で折り合いがつかず、行き違いが、争 いになってしまい、難しい関係になっていた。解決がないまま、関 係はこじれて、険悪になっていた。嫌がらせのような攻撃もされ、 重苦しい空気だった。相手は隣であり、顔も合わせるし、ぎくしゃ くし、心重く、晴れない日々であった。 そんな中、友人が教会に誘ってくれた。思うところもあり、素直に 行ってみたいと思えた。通い続け、学びをしている内に、主を受け 入れる決心ができた。この隣家との苦しみが、主を求めるきっかけ になったのであって、これが無ければ教会へ行っていない。御言葉 の通り、すべてが益とされることを思わされた。 そして学びを続けて行く中で、「自分の敵を愛し、迫害する者のた めに祈りなさい」との御言葉が出て来た。心にグサッと刺されるよ うに入って来た。しかし自分には、到底出来ない、無理だと。だが、 帰宅しても、御言葉がずっと追いかけ来て、心から離れなかった。 「自分は出来ません。出来るように助けて下さい」と切に祈った。 すると、不思議に感情は横において、隣人のために、とにかく祈ろ うと思えた。 そして隣家の祝福を祈ることを実行した。毎日祈りを重ねていると、 何と自分の心が変えられたのだ。心が安らかになって行った。頑張 るのでなく、ただ御言葉に従った時に、自分が変えられる事を経験 した。祈りを続ける中で、和解ができ、問題の解決が与えられた。 祈りには力があり、御言葉に従う事は大きな祝福だ。「その行ない によって祝福されます」。 ----------- 聞くだけで従ったような満足感はないだろうか。主は折々に導いて くださる。祈りなさい、立ちなさい、行きなさいと。聞き流さずす ぐに従おう。必ず祝福があり次のご計画の中に導き入れられる。