2018年09月01日(土)

「ダビデは・・『さあ、ベエル・シェバからダンに至るまでのイスラ エルを数えなさい。そして、その人数を私に報告して、知らせてほ しい』」T歴代21:2



ダビデは、姦淫と殺人の罪に、もう一つの失敗があった。人口調査
だった。モーセも人口調査をしたが、それは主の命令による事であ
った。「全会衆を・・調べ・・人口調査をせよ」。ところが、ダビデの
人口調査は主の命令ではなく、サタンに誘惑されての事だった。ダ
ビデは兵力に頼り、兵数で勢力を誇り、自らを誇ろうとした高慢ゆ
えだった。

神から任された軍事力を自分の力と勘違いした。部下が「なぜこん
な事を要求し、罪過ある者となられるのか」と忠言したにかかわら
ず。ダビデは神の御心を損なった。王国は3日間疫病で打たれる事
になった。7万人が倒れた。主の使いが抜き身の剣を持ち立ってい
るのを見て、ダビデはひれ伏した。自らの間違いに気づき、悔いた。

神罰が民に及ばないよう、オルナンの打ち場に祭壇が築かれた。全
焼のいけにえ、和解のいけにえが献げられ、主に呼ばわった時に、
御使いは剣をさやに納めた。これは主の十字架だ。私達の罪のため
に、キリストが全焼のいけにえとして献げられ、罪のさばきを受け
られたゆえに、裁きは止んだ。

成功し、高慢になったダビデにサタンは働いた。人は成功の原因を
神ではなく、自分に帰して、自分を誇りたい。自分に栄光を帰した
い。人からの賞賛が欲しい、人に認められたい。強い肉がある。サ
タンはそこにつけ込んで来る。サタンに足場を与えないために、根
にあるものを御霊に照らされ、高ぶりを認めて、悔い改めよう。主
の血潮に拠り頼もう。豊かに赦される。

そして高ぶりの罪から守られるように、いつも主に拠り頼んでいよ
う。御霊が絶えず気づかせて下さるように。

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自分、自分に、なっている時に、御霊の光により、気づきが与えら
れるよう、祈っていよう。自己中心な者だが、その自分中心の古い
自分が、十字架で主と共につけられた事を、絶えず見つめていよう。
主の栄光を求める者へと変えて行って下さる。