2019年08月01日(木)

「いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリスト の名によって父なる神に感謝しなさい」エペソ5:20


ジョニーという女性が証ししている。彼女は水泳の飛び込みに失敗
し脊髄を痛める。かろうじて命は取りとめたが、一生身体は動かな
くなった。その時絶望して死を願った。36キロの身体は黄疸になり
黄色い皮膚に覆われた骸骨のよう。歯は薬物治療のため真っ黒だ。
もう絶望しか無かった。とても生きて行けない。死ぬ事ばかりを考
えた。

しかし、真っ暗闇のどん底の中から、時間を経つつ、周囲の暖かい
励ましに、少しづつ心が動いて行く。「神がどう見ておられるかが
大切であって、人がどう見るかは重要でない。人の基準、この世界
の基準でなく、神がどう思われるのか、神からの価値だけを考えよ
う」。神に目が向き、考えるようになって行った。その思いは少し
づつ膨らみ、自分が、神の似姿に造られた事に思いが至った。

やがて自分のこの身体、格好、能力、自分でどう見えたとしても、
今の自分を神に「感謝する」事を決心した。信仰による選択だった。
この今の自分の姿を、神に感謝し続けていると、パズルが埋まるよ
うに、すべてのものがふさわしい場所に置かれて行った。そしてよ
り良く神に仕え、より幸せになれるように、神が自分にこの身体を
与えたのだと理解できた。

こうでなければ最後まで、自分の人生に神の事はいっさい無く、自
己中心に生きていたと。神の関与に心から感謝した。今、喜びがあ
り、幸せそのものだ。感謝する事は、つまり今の状況に神を受け入
れ、認める事であり、その時、神はご自身のみわざをされる。

・・・・・・・・・・・
信仰人生、様々な状況に直面する。苦しく辛い事態、悲しい出来事、
嘆かわしい状況、それを感謝する事は信仰によってでしか出来ない。
それを受け入れる時、幸福感をもって生きていけるのだが、到底受
け入れられない。そこを助けて下さるのが御霊だ。ありのまま祈り
御霊の助けを求めよう。