2021年09月01日(水)

「恐れてはいけません。パウロ。あなたは必ずカイザルの前に立ちます。そして、神はあなたと同船している人々をみな、あなたにお与えになったのです」使徒27:24


パウロはローマ行きを、主から示されていた。エルサレムで証しし
たように、ローマでも証ししなければならないと。だが第3次伝道
旅行の後、エルサレムで「除け。生かしておくべきでない」と人々
に殺されそうになり、大混乱、大騒動になった。投獄されてしまい、
ローマ行きは絶望的に思えた。しかし監禁により、返って暗殺者か
ら守られる事になった。

実の無い裁判に見えたが、それは総督のペリクスやフェストに証し
をする機会となった。又、丁度アグリッパ王が総督フェストに会い
に来たため、王にも福音を語る機会となった。そしてパウロは更に
ローマ皇帝に上訴したため、これがローマへの道を開く事になった。
パウロの思いとは異なり囚人としてであったが、ローマに向かう事
になった。

その船が幾日も大嵐に会い、激しく翻弄され、死に直面する事態と
なった。しかしパウロは必ずカイザルの前に立つとの、主の言葉を
信じきっていた。船は座礁したが、全員が板や物につかまり、岸に
辿りついた。「こうして、私たちはローマに到着した」。パウロは、
主の言葉通りローマに着き、福音を伝えた。

何があっても、どんな障害があっても、主は必ず御言葉を成就され
る。主が語られた事は100%成就する。あなたは今、途上の紆余曲
折の苦しい中にいるだろうか。「こうして、ローマに到着した」。
必ず、あなたに約束された主の言葉は成就する。信じていよう。主
を信じて続けて前進しよう。
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どんな絶望的な状況であっても、主に祈り、主の御言葉を聞くこと
ができる。恐れてはいけません、計画の中にいるからと語りかけて
くださる。主を信じて、与えられた確信をにぎっていよう。