2022年03月02日(水) 「立って、あの大きな町ニネベに行き、これに向かって叫べ。彼ら の悪がわたしの前に上って来たからだ」ヨナ1:2
「立って、あの大きな町ニネベに行き、これに向かって叫べ。彼ら の悪がわたしの前に上って来たからだ」ヨナ1:2
ヨナは主からニネベ行きを命じられた。しかしニネベは敵国であ り、 ヨナはニネベへ行きたくない。強い拒否反応だ。逃げようと、丁度 そこにあった反対方向のタルシシュ行きの船に乗った。私たちも、 御心だとわかるが、気が進まず、嫌で、避けたい事柄があるかも知 れない。 嫌な事、したく無い事から、逃げたいとの誘惑が来る。又、目の前 に魅力的な事柄を置かれ、そちらに誘惑されてしまう。ある人が、 高給と、地位を約束された転職の誘いを受けた。牧師に相談したと ころ、今は動かずに、落ち着いた教会生活をし、信仰が育まれて行 く事が大切だと。牧師は、転職に反対だった。 自分自身もそれがベストとわかっていた。しかし自分の才能が発揮 できる事、そのチャンスである誘惑に勝てず、転職を選んでしまっ た。だがその結果、高給なだけあり、仕事は高度で、難しく、質も 量もハードであった。時間も取られ、心身すり減らし、消耗して行 った。心身の余裕も無くなり、段々と神から離れてしまった。 幸い、後に神に立ち返れたが、多くの苦しい刈り取りがあった。内 心御心だと感じつつ、ちゅうちょしていると、丁度そこにピッタリ の誘惑が来るものだ。反対方向の船が置かれている。サタンの攻 撃、 誘惑をわきまえよう。 「主の御顔を避ける」ことになってしまう。主の御顔の光の中を歩 む方がどんなに幸いだろう。逃げたい誘惑があるなら、まず主にそ のままを祈ろう。主が従えるよう、助けて下さる。 ------------- 今はこちらの道が良く思えます、と率直に主に祈ろう。どこまでも 自分が中心で素直に従えないことを主はご存じでいてくださる。ど んな状況にあろうと、主を避けず平安のない心細さも祈っていこ う。