2003年05月02日(金)

「もし、罪はないと言うなら、私たちは自分を欺いており、真理は私たちのうちにありません」(Tヨハネ1:8)


 イエスはいつも罪人と共におられ、罪人を
愛された。遊女や取税人、大酒飲みを愛され
た。どのような罪人も愛され、その罪を赦し
て癒して下さった主が何よりも非難された罪
がある。それは何だろうか。偽善者だ。
当時の宗教指導者達が陥っていた罪だ。
彼らは律法を守り、神を愛する振りをして、
人に霊的だと思われたい。人を欺いているが、
実は神を欺いている恐ろしい罪だ。
神を欺くことなどできない。本当の自分以外
の者である振りをする、自分を実際の自分と
違って良く見せる、それは偽りの罪だ。
神は常に心の中を見ておられる。私達の全て
を知っておられる。神から隠れる事はできな
いし装う事もできない。主は心のうちの真実
を何よりも喜ばれる。人を欺く事が実は神を
欺く事である事に心しよう。