2003年06月01日(日)

「神はみこころに従って、からだの中にそれぞれの器官を与えてくださったのです・・こういうわけで、器官は多くありますが、からだは一つなのです」(Tコリント12:18)

私達はキリストのからだの中で、一つの器官を構成している。しかし、自分が何の役に立つのか。皆が働いている。自分一人ぐらい何もしなくても大丈夫だろう。自分が何かしたところで、大した事はない。しかし、少年が献げた小さな弁当、五つのパンと二匹の魚を用いて、主
は奇跡を起こし、大勢の人々を満腹させられた事を忘れてはならない。よく知られた話がある。有名な指揮者がオーケストラを指揮していた。コンサートの練習中だった。バイオリンやトランペットやら素晴らしい音色が奏でられていた。その時、ピッコロ奏者が「自分なんてどうせ誰にも聞こえない」と演奏しなかった。指揮者はすぐに「止め!ピッコロ!」と、全体の音色を識別した。すべての器官が必要なのだ。