2005年04月01日(金)

「弟は、何もかもまとめて遠い国に旅立った。そしてそこで放蕩して湯水のように財産を使ってしまった」(ルカ15:13)



父は弟息子を身体だけ家に縛りつけても無駄
だとわかっていた。心が離れていたのだから。
父は何もかもわかった上で、あえて息子の願
いを聞き届けてやった。どうしてもしたいと
言うなら、痛い所を通って自分で気づくしか
ない事を父はわかっていた。深い愛情で見守
った。未信者と結婚したある婦人、神から離
れてしまった。世に浸かった生活に平安は無
かった。十数年後、転勤先ですぐ近くに教会
が。思わず飛び込んだ。悔い改め、乾ききっ
た心に以前の平安と喜びがよみがえった。
神に立ち返り従う決心が与えられた。心は深
い安堵と喜びで満ちた。神はずっと待ってい
て下さっていた。神の愛は変わる事無く、あ
われみは決して尽きる事が無い。神に立ち返
ろう。
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通らずにすむならそれは大きな恵みだが、
それぞれに通らなければたどりつけない神様
までの道がある。神様はじっと恵みのシャワ
ーを降り注ぎながら待っていて下さっている。