2001年05月02日(水)

「『わたしはあわれみは好むが、いけにえは好まない』とはどういう意味か、行って学んで来なさい」(マタイ9:13)

4人の子供を育てている母親が
カウンセラーを訪ねた。自分は
人生の敗北者だと落ち込んでい
た。彼女は宣教師になる訓練を
受け、海外で主に仕えたいと願
っていた。ところが、妻に先立
たれた4人の子持ちの男性と恋
に落ち結婚した。その後は育児
と家事で追われた。もう一切伝
道活動に関われなかった。神の
報いである懲らしめを受けてい
ると誤った結論に達した。カウ
ンセラーは、ミカ6:8を示し
「主は何をあなたに求めておら
れるのか」「それはただ公義を
行ない、誠実を愛し、へりくだ
って、あなたの神と共に歩む事
ではないか」。求められている
のは海外の宣教地に行かなくて
も出来る事。彼女はその通り、
今いる場所で、神の言われる事
をした。どこにいようと神が求
めておられるのは、公義と誠実
とへりくだりだ。その場所で神
に仕える事だ。