2008年03月02日(日)

「ケリテ川のほとりに身を隠せ・・わたしは烏にそこであなたを養うように命じた」T列王17:4


カルメル山でのバアルとの壮大な闘い
の前に、主はエリヤをケリテ川に退か
せられた。「ケリテ川のほとりに身を
隠せ」、人のいない隠れた場所で、充
分な主と交わり、霊的養い、備え、整
えを与えるためであった。密室での交
わりが、まさに働きのため、又、信仰
生活のための原動力だ。植物は根が下
に強く張っていないと、上に伸びない。
人に隠れた密室での交わりはその根だ。
色々な人が証しをしている。早朝から
深夜まで多忙で仕事に追われていた中
で、倒れてしまい、又、病気になり入
院の事態に。最初はガックリ来て落ち
込んだが、常に後回しにしていた、主
との幸いな交わりの時とされ、神に立
ち返れたと。休養が必要となり、寝床
で天井を見ている間に、一番大切なも
のは何なのか、人生このままで良いの
かと、立ち止まる時とされ、狂ってい
た優先順位を正される時とされた。時
にケリテ川が与えられる。病気のケリ
テ川や、受験が不合格のケリテ川、失
望落胆のケリテ川、失敗のケリテ川、
別れのケリテ川、悲しみや寂しさ、痛
みの中で静かに主と交わろう。心を主
に向けて、御声を聞こう。主はそこで
霊の養いを下さり、前進するための新
しい力を下さる。又、忙し過ぎるなら、
しばし身を隠して主と交わろう。平安
と喜びが戻る。
・・・・・・・・・・
主に心を向ける時、主は語りかけて下
さる。あらゆるこの世の喧噪から離れ
て、主の御前に心を開き、静かに主と
交わろう。息吹き返す、幸いな時とし
て下さる。