2009年04月24日(金)

『「主よ。この人はどうですか。」・・「・・あなたに何のかかわりがありますかあなたは、わたしに従いなさい」』ヨハネ21:22



ペテロは、主に御声をかけられ、主に従って行こうとした時に、ヨハネのことが非常に気になった。それで、ヨハネはどうですかと、主に問うた。
すると、主はヨハネとあなたは関係無い。ヨハネでなく、わたしを見て、わたしに従えと言われた。

あなたにも、特に気になる相手がいるだろうか。
心の底で、絶えず比較している。ある人に親友がいて、ずっと共に歩んで来た。
ある時、その親友が功績をあげ、皆からの賞賛を受け、注目の的となった。

その時に、心が穏やかでなくなり、ざらつくのを感じた。
心が辛くなり、帰宅後すぐに、主の御前に静まった。
心の内を洗いざらい告げ、祈っていると、御霊は心を照らし出して下さった。

自分では決して認めたくないので、見もせず触れもしなかったが、心の奥に厳然と、以前から親友への嫉妬が巣くっていた事を。それを認め、心から悔い改めた。
心がすっきりし、解放された。比較から、羨望や妬みが生じ、優越感や劣等感にさいなまれて行く。

妬みが高じると、いつしか憎しみになって行き、心を腐らせてしまう。
ペテロは横でなく、上を見上げ、主だけを仰いで行ったので、使命を全うできた。殉教の死にまで、従い抜くことができた。
「あなたは、わたしに従いなさい」とあなたも御声を聞くだろうか。
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人と自分は、全く違うと知っているのがクリスチャンだ。人を見て心がざらつく時、主を見上げよう。人との比較の中から、主が引き上げて下さる。