2009年05月28日(木)

「神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです」Tペテロ5:6


私達は今、自分のいる場所に不満だろうか。自分にはもっと能力があり、今の場
では発揮できないとの不満。

もっと自分は良い地位にいるべきであり、ここは本来の場所ではない、ふさわし
くない、ここは不当だと。なぜ自分より能力が劣る者が、上の地位にいるのか。

こんな単調な仕事より、自分はもっとレベルの高い仕事ができるのに。様々な不
服があるだろうか。しかし、今の場こそが、それこそが神が備えられ、私達を砕
いて下さる場所なのだ。

昇進出来ない職場、自分の時間が取られ、自分の事は何もできない親の介護や育
児、心煩わされる難しい隣人、進学・就職・結婚生活が全く自分の思い通りに行
かない状況であるかも知れない。

何一つ思い通りにならない悶々の状況、そこでこそ、神はあなたを練り鍛え、訓
練し、砕かれる。状況を見るのでなく、霊の目で神の御手をしっかり見よう。

神の主権によってそこに置かれている。信仰によって捕らえよう。あなたの固い
殻を砕き、あなたが心底依存し、執着しているものから解放するためだ。

本来の場所でないと高ぶる自らに、いいや、そこがあなたの場所だと砕かれる。
高ぶりを認め、へりくだろう。その場で、砕かれ造り変えられる。へりくだるそ
の時、そのままでなく、今度は主が高めて下さる。大きな祝福が臨む。

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痛い事、自我に触れる事が目の前に置かれる時、自分の自我のありかがわかる。
何に依存し、何に執着しているのだろう。プライド?自分の満足?自分の欲望?
そこを明け渡して行けますように。そこを自由にし、平安にして下さる。