2009年09月27日(日)

『あなたは右に行くにも左に行くにも、あなたの耳はうしろから「これが道だ。これに歩め」ということばを聞く』イザヤ30:20

ある婦人、夫が転職を考えた。それには引っ越しも伴った。彼女は、夫の新しい
仕事、新しい環境、新しい対人関係、様々な不安と思い煩いに襲われた。

仕事は大丈夫なのか、やって行けるのか。今の環境を離れること、友人達との別
れが悲しく辛かった。それに、やりがいのある仕事に着手していて、それらすべ
てを失う事も、残念でならなかった。

夜も眠れず、色々な事を考え、思いが頭を巡り、悶々と時間が過ぎた。眠れない
ので、深夜に床から出て、神と交わりの時を持った。御前に心を静めて、心の不
安、心配、思い煩い恐れの何もかもを、ことごとく打ち明けて祈った。

心がすうっーと落ち着いて、受け入れて従って行こうと思えた。これまで導いて
下さった主を、今後も信頼して行こう。今までの歩みを振り返った時に、人生の
転機、危機、そのつど主は素晴らしく力強く導いて下さった。

様々な試練があった。経済的困窮、対人関係の困難、仕事上の悩み、子育ての問
題、その一つ一つの困難の中で、主は道を開き、助けを与え、必要を備えて下さ
った。

いつも学ばせられたのは、主への信頼だった。主を信頼すること、これを教え、
培わせるために与えられた、一つ一つの難局のように感じられた。

あなたも今、不安や恐れがあるなら、まず主の御前にことごとく打ち明けよう。
必ず道を示し導いて下さる。

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今まで、あの時も、この時も、幾度となく難局を乗り越えてこれた。主が時宜に
適った御言葉を与え、ふさわしい助けの手をのべて下さった。今回も大丈夫だ。
耐えられない試練は無く、脱出の道が備えられている。乗り越えさせて下さる。