2012年06月27日(水)

「この女は、自分にできることをしたのです。埋葬の用意にと、わたしのからだに、前もって油を塗ってくれたのです」マルコ14:8

                   
いつも主の足もとに座して、全身で御言葉に聞き入っていたマリヤは、これから主が贖いのために、自らの罪のために十字架にかかられる事を悟っていた。それゆえ、マリヤは主のために、自分に出来うる限りの、精一杯の事をした。今まで取っておいた非常に高価な香油を惜しげもなく注ぎ出した。それは女性が、結婚の時のためにと、少しづつ貯えるものだった。

マリヤにとって非常に貴重な大切なものであり、それを献げることは、マリヤの主への心からの愛だった。献げ物とは、主への愛の具体的な表われだ。今、自分に出来る事をすれば良い。自分になしうる感謝を精一杯表わせばよい。私達はよく思う。もっとお金があれば献げられるのに、もっと時間があれば、状況と環境が変わればもっと何かできるのに・・。

しかし、どうだろう。今、献げないのに、もしそうなれば献げるのだろうか。2レプタ献げた貧しいやもめは模範だ。人々から見れば、ほんの僅かなお金だが、主は誰よりも多くを献げたと言われた。今、自分に出来ることは何だろう。自分にできることを、主への愛を込めて、心からお献げしよう。献金でも何かの働きでも、今、自分に出来る事をすればよい。できない事ではなく、出来ることで良い。祈ってみよう。御霊は導いて下さる。そして主はそれを受け取って下さる。
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献げる物も神がすでに備えていて下さっている。今の自分にも献げられるものはないか、また、献げますから与えて下さいとも祈ってみよう。あふれるばかりの祝福を注ぐと神は言われている。