2012年10月28日(日)

「何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互い に人を自分よりもすぐれた者と思いなさい」ピリピ2:3


職場、近隣、学校で経験あるだろうか。どうしても嫌な人と出くわ
す。大嫌いな相手が目の前に置かれる。「相手の性格が悪い!」相
手さえ変われば、自分の日々は天国になって、何もかも変わるのに。

なのに、嫌な相手が現れる。人生途上の「あいつ」だ。職場や住ま
いを変わったとしても、又「あいつ」が現れる。又、嫌な相手が出
て来る。相手が変わりさえすれば、こちらだって態度を変える気持
ちはあるのにと。

こちらから折れる事はプライドが許さない。相手を変えよう、環境
を変えようと苦闘をする。しかし、不毛の戦いだ。今も、あなたの
「あいつ」が目の前に置かれているだろうか。人間的視点で見るな
ら、相手が悪いとしか見えない。しかし、霊的視点で見るなら、主
の取り扱いであり、主から来たものだ。受け止めよう。

そして、相手を変える事は不可能であり、変えることができるのは、
自分だけだ。自分が砕かれて、変えられるなら、変えられた自分は、
次に同じ問題が来ても、乗り越えて行ける。

しかし、自分が変わらなければ、又、別の場所へ行っても、同じ問
題に出くわし、同じ反応をし、同じ失敗を繰り返して行く。自分を
卑しくし、死にまで、十字架の死にまで従われた主を見上げ、「へ
りくだって」「互いに人を自分よりもすぐれた者と思」って行く時
に、実際の行動となってゆく。

・・・・・・・・・・・・・・
目の前の相手は、主の取り扱いだ。自分の成長のためだ。自分が変
わらず、いつまでたっても同じ事を繰り返すのは虚しい。取り扱い
にあずかろう。そうするなら、次に同じ事態が来た時に、変えられ
ている自分を発見する。、