2012年11月27日(火)

「そのような知恵は、上から来たものではなく、地に属し、肉に属し、悪霊に属するものです」ヤコブ3:15    


           
主の御心を求めようとする時に、主は御言葉を与えて導かれる。そこにサタンも妨害しようと働いて来る。主とサタン、どちらの声も聞こえて来る。主がサタンの試みを受けるために、荒野に行かれた時、サタンは「あなたが神の子なら、この石がパンになるように命じよ」と誘惑して来た。つまり、主が空腹になられたので、この石をパンに変えて食べようかと思われた。

サタンは、心の「思い」となって誘惑して来る。その誘惑に対し、御言葉で「『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる』と書いてある」と退けられた。私たちが神の声とサタンの声を見分けようとする時に、もし心に、悔い改めていない罪があるなら、妬みや憎しみをそのままにしているなら、そこにサタンの足場を与え、サタンの声を、神の声と間違ってしまう。

「もし心の中に苦い妬みと敵対心があるなら・・真理に逆らって偽ることになる」「妬みと敵対心のあるところには、秩序の乱れとあらゆる邪悪な行ないがある」邪悪な思いの色メガネをかけたまま、識別しようとするなら必ず間違ってしまう。

「上からの知恵は、第一に純真であり・・あわれみと良い実とに満ち・・みせかけのないもの」、心に妬みや敵対心の「苦い」ものがあるなら、悔い改め、さやかに主の御声が聞こえるように整えて頂こう。
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今聞いている心の声はどこから来たもだろうか。平安でない思いのままならサタンに利用されて行く。見せかけでなく、純真な主の御心と一致するために、苦い心の根を主に告げて行こう。