2015年11月27日(金)

「王は、招待しておいたお客を呼びに、しもべたちを遣わしたが、彼らは来たがらなかった」マタイ22:3 



王子の結婚披露宴に招待されている、その客はイスラエルであり、
王のしもべは預言者達だ。披露宴が整い、王はしもべ達に、招待客
を呼びに行かせた。しかし王の招きに応じなかった。再度、別のし
もべを遣わし招待した。だが彼らは、王の心のこもった招待など気
にもとめず、畑に、商売にと出て行った。畑や商売の事など披露宴
後でもできる事だ。

神は、愛を込めて招いて下さったのに、不要と拒否した。更に断っ
ただけでなく、王のしもべ達を殺害した。王は怒り、兵を出し、そ
の人殺し達を滅ぼし、町を焼き払った。主は、彼らを熱心に救いへ
と招くが、それを拒否する姿だ。これはイスラエルだけでなく、私
達もどうだろう。仕事、勉強で多忙だ、趣味で、子育てで時間が無
い。いつも神のための時間がない。

要するに皆、自分の事をしたい。自分の好きな事をしていたい。主
のために、一生時間がないままだろうか。時間が無いのではなく、
神より多くのものを優先している。神はあなたを愛して、あなたへ
の特別な御心とご計画を用意しておられる。あなたを、今の場所に
遣わされたのは神だ。

たまたまそこにいるのではない。ご計画の一環だ。あなたの境遇、
使命、将来を「何もかも整いました。どうぞ宴会にお出かけくださ
い」と、すべて最善のものを神は整えて提供しておられる。それを
「気にもかけず」に自分の事に忙しいだろうか。主の招きに応じる
時、喜びと祝福の日々とされる。
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目の前の事が大きな勢いに思え追い立てられるとき、主との交わり
を後回しにしている事に気付く。神の国と神の義をまず第一にと、
今朝また主は招いてくださった。