2020年08月28日(金)

「父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためです。その方は、真理の御霊です」ヨハネ14:16


御霊は、私たちの内に住み、信仰生活を導いて下さるお方だ。落胆
した時には、慰めや励ましを与え、道に迷う時には、指針を与えて
御心へと導き、平安を与えたり、取り去ったりして、日々の歩みを
導き助けて下さる。そしてそれは「おくびょうの霊ではなく、力と
愛と慎みとの霊」だ。

御言葉が悟れるのも、御霊による。御霊が解き明かして下さるので、
主の御心がわかる。御霊によらなければ、何一つわからない。主の
御声が聞け、理解できるのも御霊による。「いのちを与えるのは御
霊です。肉は何の益ももたらしません」人間によるものは霊の理解
においては、役に立たない。

「神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさ
せ、事を行なわせて下さる」。御霊は私たちの内に願いを起こされ
る。しかし自分の肉の思いもあるので、肉か、御霊か、よく祈って
識別する事が大切だ。特に強い願望には、自らの主観が入る事も多
いので要注意だ。その願望は、「御言葉と合致するか」「神の栄光
が現れるか」「自己中心な自分の栄光、欲望ではないか」「動機は
愛か、別のものか」

「他の人の徳を高めるか、つまづきにならないか」「不安が無く、
平安があるか」等で、試すことができる。もし不安があるなら、
その不安を主に祈り、不安が無くなるまで、祈り続けた方がよい。
御心なら、不安に解決が与えられ、心が必ず平安にされる。御霊
の導きによく目を向けていよう。力強く導いておられる。
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どこまでも自己中心で弱い者が最後まで信仰の歩みを続けられるの
は、助け主なる御霊が内にいてくださるからだ。御霊の声を聞き分
けて行こう。励まされ、導かれ常に新しくされよう。