2022年01月28日(金)

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくだ さる」詩篇37:5



重荷をゆだねよと言われ、頭ではよくわかり、委ねたら良いのはわ
かるのだが、そうできない。これが私たちの姿だろうか。「委ね
る」
とは、石を転がすという意味で、主の上に、あなたの重石の重荷を
転がしてしまうことだ。そうすると、その転がした石はどうなるの
か。その石は主の上にあって、自分のもとにはもう石は無い。

そのように、主にきっぱりと手放してしまうことだ。すると思い煩
いが消えてしまう。不安が失せて、落ち着きと平安が心に満ちる。
経験した事があるだろうか。重荷が主の手に行ってしまうからだ。
しかし委ねたつもりでも、自分が握っているなら、いつまでも不安
は消えない。委ねた「つもり」で、実は渡していない。

自分が手を放してしまうと、どうなってしまうのかと不安でたまら
ず、どうしても放せない。なぜ放せないのか。つまりは主を信じる
事ができないところに問題がある。自分が手放すと、すべてがだめ
になり、崩壊してしまうと思う。だから放せない。問題が「不信
仰」
にあるなら、その事を主に打ち明け、助けを求めよう。

自分の強い思いを通したい時も、委ねられない。委ねると自分の思
いが通らないからだ。委ねるとは、「イエス」でも「ノー」でも、
どちらでもOKです、との態度だ。御霊に心を探っていただいて、
主の助けを求めよう。主が、委ねる事ができるようにして下さる。
-------------
自分の思い描く結果が欲しい時は、なかなか主に委ねられず、いつ
までも思い煩ってしまう。その思いごと主に祈り、ごろりと重い石
を主に転がそう。主が受け取ってくださる。