2022年02月25日(金)

「きょう、もし御声を聞くならば、荒野での試みの日に御怒りを引 き起こしたときのように、心を心をかたくなにしてはならない」 ヘブル3:7



苦難のエジプトを出た民は、様々な奇跡を見、紅海が分かれるとい
う偉大な奇跡も見た。神の言葉も聞いていたのに、荒野に出た途
端、
食べ物が無い、水が無いとつぶやいた。全能の主が、必ず必要は与
えて下さる事を信じない。そして天からのマナ、岩から水が湧き出
るという奇跡を見ても、カナンを偵察した斥候達の言葉に、恐怖に
おののいた。

大声で泣き、モーセに不満をぶつけ、かしらを立てて、エジプトに
帰ろうと言い出す。落ち着いて神を信じる事をせず、いつも疑い、
つぶやき、不満だらけだった。心を頑なにするとは、御言葉を右か
ら左に流し、心にとどめない事だ。主はずっと語って下さっている
のに、真剣に向き合い、受け取ろうとする事がない。

御言葉をスルーし、ないがしろにする事は、御言葉をさげすむ事に
なってしまう。ある人が証しした。信仰の前進を示され、決心する
ようにと、御霊の促しがはっきりとわかった。ずっと強い促しがあ
った。だが恐れがあり気おくれがし、ぐずぐずしたまましなかっ
た。
するとある時からその御霊の促しが無くなり、思いが消えてしまっ
た。

心がすっきりせず、従えなかった事を祈り、あるがままを祈った。
すると主のあわれみにより、数ヶ月後に決心に導かれた。出来ない
事を祈りに持って行くべきだったと教えられた。「恐れています、
できません」と祈る時に、助けが臨む。
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御約束がありながらも、いつも心配し安定しない心を持つ。なんと
不信仰な者だろう。主のご計画に生きているだろうか。悟れるよう
いつも御言葉に訊き、御霊の導きに敏感でいたい。