2022年04月27日(水)

「何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互い に人を自分よりもすぐれた者と思いなさい」ピリピ2:3




ある人が、主に在る友人と話していて、ある事で議論になった。双
方意見が異なり、エスカレートしてしまい、自分が正しいと思うの
でどんどん主張し、言い合いみたいになってしまった。ムッとな
り、
双方、気まずい空気で別れた。重苦しい心で帰宅した。

その夜は、教会の奉仕の準備があったのだが、心がずっしり重く
て、
平安が無い。祈れない。時間は過ぎるがどうにもならず、主への奉
仕の準備など出来ない。とにかくあるがままを祈ろうと思った。平
安がないこと、祈れないこと、準備など出来ないことを、正直に祈
った。平安が無いからには、何かが御心からそれているに違いな
い。

すると、自分の心が見えて来た。議論になると相手を打ち負かした
い思いでいっぱいになり、負けたくない。自分の方が正しい、相手
が間違っていると思っているので、どうしても高圧的な、攻撃的な
言葉が出てしまうこと。愛が無かったこと、へりくだりなど全く無
く、高慢であったこと、聞く耳持たず、自己主張しかなかったこ
と、
色々示された。

悔い改めに導かれた。悔い改めた時に、すっきりし、すう〜と平安
が拡がった。そして相手に謝りたいと思い、電話をして詫びた。す
ると相手も平安無く、祈った中で、謝る事を示されていて、双方で
主に感謝し、御名を崇めた。平和が戻った。

その後、その奉仕の準備は御霊に導かれて、素晴らしい祝福の結実
を見た。対人関係で平安が無いなら、祈ろう。そして和解が導かれ
ているなら、仲直りをしよう。礼拝より前に、出て行って、兄弟と
仲直りをする事が大切だと言われている。
--------------
自分が正しいと思うと、相手の事を思うより自己主張が先にきて
しまう。なかなかへりくだれない者だ。主のへりくだりによって
救われた恵みをいつも覚えていたい。主を仰ごう。