2022年10月28日(金)

「・・私のことばによらなければ、ここ二、三年の間は露も雨も降 らないであろう。それから、彼に次のような主のことばがあった」 T列王17:1


エリヤは主に命じられ、アハブ王に、2,3年雨が降らない事を告げ
た。悪王であり、その場で打ち首も有り得て、勇気が要った事だろ
う。しかしエリヤは従った。その後、主はエリヤにケリテ川のほと
りに行くように告げられた。アハブから、かくまうためだった。

エリヤは、主の言葉の通りにした。目の前のなすべき一歩〃を主は
確実に示され、エリヤはその通りに従った。だが、烏に養わせると
言われるが、常識では有り得ない。食物など運ぶどころか、貪欲な
烏の餌になってしまう。主ご自身がエリヤを養うという事だった。

日照りで、日増しに涸れる川、どんなに心細い事だろう。エリヤ
は、主ご自身に拠り頼む訓練とされた。「ケリテ川」と指示され
て、他に移る事もできない。水は涸れて来て、このままここにいて
は命にかかわる。しかしエリヤは自分の思いでは動かず、主を信頼
し、次の指示を待った。

「すると、彼に次のような主のことばがあった」「シドンのツァレ
ハテに行き・・」必ず、主から次の導きが臨む。主に拠り頼み、従
おうとする時、進むべき一歩が必ず示される。その一歩に従うな
ら、また次の一歩が示され、展開して行く。主の素晴らしいみわざ
を経験して行く事になる。

今、目の前に一歩を示されているだろうか。先は見えずとも、目の
前のその示しに従おう。従った時に、次の一歩が明らかにされる。
従う事が難しければ、そう出来るように助けを求めて祈ろう。
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本当にこの道で良いのだろうかと御心を信じていても先がわからな
いと心細い。でも一歩は目の前にある。先を導いてくださる主を信
じ一歩を踏み出せるよう祈ろう。