2023年07月28日(金)

「身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、 ほえたけるししのように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、 歩き回っています」Tペテロ5:8



罪は、真っ黒な、嫌な、苦いものに思えるが、そうではない。罪に
は一時の快楽があって、罪は楽しく、快く、甘いものだ。肉を喜ば
せる。もし罪が苦い、不快なものであれば、こんなにも罪の問題は
起こらない。苦いものになど誰も近寄らない。罪は心地良く、甘い
からこそ、人は容易に罪に陥ってしまう。そこに悪魔の働きがあ
り、私たちを巧妙に誘惑し、惑わす。

エデンの園でエバに来た誘惑、「食べるのに良く、目に慕わしく、
賢くする・・いかにも好ましい」の通り、罪を素晴らしい、魅力的
な、麗しいものに見せて欺く。そして悪魔の言葉を受け入れて行く
と、もう、言われる通りにしか見えなくなる。エバが、蛇の「決し
て死なない」「神のようになり、善悪を知るようになる」と、一つ
〃の言葉を受け入れ、その目で見ると、その木は素晴らしく良いも
のに見えた。

行動に移る事は時間の問題だった。エバは禁じられたその実を取っ
て食べた。悪魔は、罪を麗しい、素晴らしく魅力的なものに見せ
る。罪は快適なため、そして肉と合致しているため、欺かれていて
気づかない。悪魔の策略だ。良いものと思い、何の問題もなく、う
まく行っていると思ってしまう。

悪魔は、とにかく主から離そう〃と、攻撃して来るので心していよ
う。悪魔に、聞いて行ってはならない。飲み込まれてしまう。拒否
する事だ。誰しも、自分は大丈夫と思っている。罪を軽く見てはな
らない。はっきり拒否し、避け、退けよう。いつも狡猾な敵を覚
え、祈っていよう。
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自分の力で抵抗できない事をいつも覚えていたい。誘惑が来たこと
にも気づけない弱い者だ。身を慎み、目を覚まし、狡猾なサタンに
気づけるよういつも主に頼っていよう。