2025年05月28日(水)

「ここで、私たちは兄弟たちに会い、勧められるままに彼らの ところに七日間滞在した。こうして、私たちはローマに到着した」 使徒28:14


パウロは、御霊により、宣教のためにローマ行きを示されていた。
しかし伝道旅行後に寄ったエルサレムで、群衆の騒動、混乱に会う。
千人隊長がパウロに弁明を許すと、人々に「こんな男は、地上から
除いてしまえ。生かしておくべきでない」と殺されそうになり、大
混乱に陥った。パウロは捕らえられてしまい、一見、ローマに行く
事は全く不可能に見えた。

ところが監禁により、逆に暗殺者から守られる事になった。又、不
毛の裁判に見えたが、それは総督ペリクスやフェストに証しをする
機会となった。又、丁度、アグリッパ王がフェストに会いに来たた
め、王にも福音を語る機会が与えられた。パウロは、更にローマ皇
帝に上訴したため、これがローマへの道を開く事になった。

パウロの思いとは異なり、囚人としてであったが、ローマに向かう
事になった。するとその船が、幾日も厳しい大嵐に会い、皆で、生
死をさまようほどの絶望状況となった。だが、パウロは、必ずロー
マへ着く事ができ、必ずカイザルの前に立つとの、主の言葉を信じ、
皆を励ました。船は座礁したが、主の言葉通りに、全員が無事に岸
にたどり着いた。

「こうして、私たちはローマに到着した」。ローマ行きが見事に実
現した。そこで証しし、福音を伝えた。どんなに障害があり、妨害
があっても、主は、必ず御言葉を実現される。主が語られた事は10
0%成就する。あなたは今、苦しい状況だろうか。「こうして、
ローマに到着した」。必ず、あなたに約束された御心は、成就する。
信じていよう。
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主がこれまでにしてくださった恵みの経験を覚えて、突然の問題と
思えても、何かのご計画の途上と恐れずにいたい。必ず益となると
主に焦点を合わせていよう。