2004年08月28日(土)

「だれでも、聞くには早く、語るにはおそいようにしなさい」(ヤコブ1:19)

人へのもてなしの中でも最高のもてなしは、相手の言葉に耳を傾ける事だ。信仰が御言葉を聞く事から始まるように、神への愛も神のお心を聞く事から始まる。人への愛も同様だ。耳を傾ける事は愛を表わす事だ。自分の意見を主張し、自分の思いを話したくてたまらない。会うなり、延々と喋る人達をよく見るだろう。それほど、人々は喋りたいのだ。人が話している時にも聞いてはおらず、次に自分が何を喋ろうかで頭が一杯だ。そんな中で耳を傾ける事は最大の奉仕だ。じっくり相手に耳を傾ける事で、愛を表わす事が出来るのだから。相手に愛が伝わり、証しの機会が与えられるだろう。
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神は繰り返し、繰り返し、「聞け」と言っておられる。まず神の御声を聞く事ができるように。すべてが、御言葉を聞くことから始まるのだから。人に耳を傾ける事は、愛の奉仕だ。相手に関心を向け、心と思いを集中し、時間と労力を献げる愛だ。神は豊かに祝福して下さる。