2006年01月28日(土)

「あなたは私の願いの声を聞かれました。私があなたに叫び求めたときに」(詩篇31:22)

昔、田舎住まいの女性が、用で夜遅く
なった。人家の全く無い、真っ暗闇の、
うっそうとした山道に入る時、思わず
恐怖に襲われ足がすくんでしまった。
どうしても足が前に出ない。もうどうにも
ならず、その場で心から助けを求めて
主に叫んだ。すると「インマヌエル、主
共にいます」の御言葉が臨んだ。その
時、その道がパッと明るくなったように
感じた。不思議だった。あんなに恐かっ
たのに、平安がすうーっと心に広がり
恐怖が消えた。その山道を主の臨在と
共に喜びもって通り抜けた。生涯忘れ
得ぬ経験となった。主を呼び、主と歩も
う。自分の力で歩んでいる時は、頼って
いない。そんな時、主はそばでじっと見
ておられる。私達の側で「結構です。自
分でします」と主を拒んでいるからだ。
どうにもならない窮地は幸いだ。心から
の叫びに必ず答えられる。どんなに愛
されているかを知る。
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「その名はインマヌエル」。喜びや苦しみ
の中で、あらゆる時に「主共にいます」、
主が共にいて下さった事に気づく。これ
からも一生をかけて、喜び悲しみ、どん
な時も「主が共にいます」事を知って行く。
これが幸せ。