2006年02月25日(土)

『主は答えて言われた。「マルタ、マルタ。あなたは、いろいろなことを心配して、気を使っています」』(ルカ10:41)

マルタの働きは必要であった。食事の用意
も滞在のお世話も大切だ。誰かがしなけれ
ばならない大変な仕事だ。では、何がマル
タの問題なのか。マルタは主をもてなそう
とし、喜んでもらいたかった。しかし、彼
女の思い通りにだ。自分の思い通りに準備
し段取りし人を使い、仕切った。だから、
主にすら、マリヤに自分を手伝わせるよう
指図したのだ。マルタは主をもてなし、万全
の備えをしようとしたが「自分が」「自分が」
の、自分のやり方自分の力によってであった。
ここが間違っていた。良い行いという形の
自己主張になってしまう。良いものに隠れて
いるのでわかりにくい。私達も間違ってしま
う。相手のためと言いつつ、自分の思いを
押しつける。相手のためと思うが、実は自分
のためだ。自分の思いが大事であり第一だ。
相手のためだと思っているので気づかない。
親が子によくやってしまうパタンだ。主の
御心が大切、自分の思いが先立っていない
か。
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主のためにと、良かれと思い、自分の思い
でしてしまう。良かれとの思いに隠れて気
づきにくい。しかし、主から離れて、自分
の力でしているので、思い煩いといら立ち
で一杯だ。御霊に導かれ主と一つに動くな
ら必ず平安だ。