2008年01月28日(月)

「主は国々のはかりごとを無効にし、国々の民の計画をむなしくされる。主のはかりごとはとこしえに立ち、御心の計画は代々に至る」詩篇33:10

人には様々な思いがあり、プランがあ
る。しかし、神にもプランがある。ヨ
セフの生涯に顕著に見ることができる。
兄達の妬みを買い、エジプトの隊商に
売られ、全く思いもせぬエジプトへ。
どんな思いだったろう。しかし、そこ
で買い取られた主人に忠実に仕え、主
人の好意を得、全財産を任せられた。
「主がヨセフと共におられたので」は
キイワードだ。主人の妻からの濡れ衣
で牢獄へ。しかしそこでも「主がヨセ
フと共におられ」模範囚になり管理を
任された。献酌官長を通して出獄かと
希望を抱いたが、ヨセフとの約束は忘
れ去られ、又、2年が過ぎた。神の時
は何と長いのだろう。結果的に見れば
2年だが、その渦中では、どんなに忍
耐が必要で培われた事だろう。結局、
最終的に総理大臣となり、飢饉にあっ
たヤコブや兄弟達の命を救う事になる。
ヨセフがエジプトに売られて以来10数
年だ。そのために神が先にヨセフを遣
わされたのだ。ヨセフ自身にも自分の
プランがあった事だろう。しかし、神
のプランは全く違い、遙かに素晴らし
いものであった。私達にも自分の計画
がある。しかし、神の計画は「私たち
の願うところ、思うところのすべてを
越えて豊かに」だ。ヨセフは神の計画
の道を歩み、信仰も品格も練り上げら
れた。自分の思い、計画でなく、神の
私へのプランを祈り求めよう。
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自分の時間を、自分のために自由に使
って行く事が生きる目的なら、神様の
私へのプランを一生知る事はないだろ
う。困難の中でも今置かれた場所が素
晴らしいご計画の途上であるかもしれ
ない。神様のプランに思いを向けて祈
ってみよう