2008年02月26日(火)

「患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです」ローマ5:3

何となく信仰生活を誤解していたりす
る。信仰を持つと良い事づくめであり、
又、人生、肯定的に、スムーズに行く
事が神の祝福と思っている。受験は合
格、畑は豊作、商売繁盛、無病息災、
都合良く行く事が祝福で、不合格、不
作、倒産や病気は祝福が無いと思って
しまう。強いては順境の時は神に愛さ
れていて、逆境の時は愛されていない
と思う。順境は善で、逆境は悪との価
値観があるからだ。それで、逆境が来
ると「なぜ?なぜ?」と落ち込む。世
はまさにそれなので、周囲からは、信
仰の意味がないという目で見られる。
しかし、聖書はそんな事は言っていな
い。信仰者の目的は平穏無事、幸せ、
安楽ではない。聖くされる事、御子の
かたちに変えられる事だ。そのため、
神の子となった途端に、神はどんどん
取り扱われ、鍛えられる。「ご自分の
聖さにあずからせ」るために試練が臨
む。逆境は悪ではなく、それを通して
私達の品格が練られ、弱い者が強くさ
れて行く。ここをわきまえているなら
不必要なつまずきから守られる。ある
人は、近所からの事実無根の誹謗中傷
に苦しみノイローゼ状態だった。しか
し、試練と受け止め、苦しみの中で祈
りつつ委ねて対応した。すると事態の
収束と共にある事を発見した。人が気
になる性質がどうにもならなかったの
が、人が気にならなくされていた。試
練を通して主が変えて下さった。御名
を崇め、感謝に溢れた。
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順境に感謝するのはよいが、試練に打
たれて、本当の自分に向き合い、信仰
を働かせることを学ぶ。はるかに感謝
な事だ。試練を避けず神様からの品格
を身につけたい。