2008年03月28日(金)

「主によって、私には、ありえないことです。私の先祖のゆずりの地をあなたに与えるとは」T列王21:3

アハブ王がナボテに、代わりを与える
から、彼のぶどう畑を譲るよう、言い
渡した。しかし、ナボテは断った。こ
れは正しい事であった。律法に、先祖
から受け継いだ土地を、売ってはなら
ないと定められていたからだ。もし貧
しさゆえに、その土地を売った場合に
ついても細かい定めがあった。買い戻
しの権利のある親族が買い戻さなけれ
ばならない。神がそう定められ、ナボ
テは神に従った。すると、アハブ王は
不機嫌になり、すねて、激怒した。
「寝台に横になり、顔をそむけて、食
事もしようとしなかった」。自分の要
求が通らず、思い通りにならないので、
ふてくされて、何もしたくなくなる。
アハブは自分が正しくないことはわか
っていた。間違いだとわかっていても、
自分の要求が通らないことに腹を立て
る。どこまでも欲望を通そうとする。
間違いを間違いと認めない時、更に罪
に進み、罪を重ねて行く。結局、妻の
イゼベルによるそそのかしと策略を通
じて、ナボテを殺害する事になる。私
達も学ぼう。自分の間違いは主の御前
ではっきり認めよう。罪が罪を生んで
行く。又、自分の思い通りにならない
時、門を閉じておられる主を認め、主
の御心を受け入れよう。別の門が開か
れる。自分の願望でなく、主を第一に
する時、真の満足と喜びを得る。
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神様に頼らず、すぐに解決できる方法
に走るならいつまでたっても、御心に
は従う事はないだろう。罪が心に生じ
たなら、すぐに神様に告白しみこころ
の内を歩めますように。