2008年06月27日(金)

「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです」Tペテロ5:7

信仰人生の中で、私たちは悩みや
問題にぶつかる。その問題は、大
きな壁のように、自分の目の前に
立ちはだかっているように感じる。
ああでもない、こうでもないと悶
々とし、その問題に取り込まれ、
捕らえられてしまう。その悩みの
中では、出口の無い真っ暗なトン
ネルのように感じる。試練は必ず
出口があるトンネルなのに、その
渦中ではこの真っ暗闇が永遠に続
くように感じてしまう。苦しくて、
必死に祈るのだが、とにかくその
苦しみから助けて欲しいばかりで、
助けを求めてあがき、もがくばか
りだ。苦しみを何とかして欲しい
一心だ。しかし、一番の問題は委
ねられないという事だ。底に、主
に委ねられない自分がいる。祈り
ながらも、自分で何とかしようと
必死で、あれこれと方策を模索し
探り回る。困難と遭遇する度に、
そのところに行き着く。その問題を
委ね、自分自身を明け渡す事が
出来た時に、光が射して来る。問
題自体の解決より前に、まず心が
平安になり、解き放たれ、解決も
同然となる。今、あなたも問題に
ぶち当たっているだろうか。心が
苦しく悶々状態だろうか。あなたも、
一番必要な祈りが「委ねる事がで
きるように」かも知れない。しかし
これが出来ない。明け渡そうと
しない頑なな自我がある。問題はここ
だ。しかし「人にはできないが、神に
はどんなことでもできる」自分では
出来ないので、主の助けを求めよう。
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自分の望む通りの結果しか受け入
れられないので神様に委ねる事が
できないのではないか、よく祈っ
てみよう。神様が一番良い方法に
導いて下さる事を信じることが出
来ますように。