2008年08月18日(月)

「罪は戸口で待ち伏せして、あなたを恋い慕っている。だが、あなたは、それを治めるべきである」創世記4:7

カインとアベルが献げ物を持
って来た。アベルの献げ物は
受け入れられ、カインの物は
受け入れられなかった。その
時、受け入れられなかったカ
インは激怒した。しかし、神
は「あなたが正しく行なった
のであれば、受け入れられる」
と言われ、問題はカインの側
にあり、正しく行っていなか
った。「正しく行なったので
あれば、まっすぐ立っておれ
ばよい」とある。神の前に動
機と行為が正しければ心に不
安なく平安であり、まっすぐ
に立っておれる。私たちの日
常生活もしかりだ。動機が正
しければ、心にやましいとこ
ろなく立っておれる。カイン
は自らを省みる事なく、問題
が神の側にあるとばかりに怒
った。そして、矛先をアベル
に向け、激しく嫉妬し憎んだ。
「正しく行なっていないのな
ら、罪は戸口で待ち伏せし」
あなたを支配してしまう。
「あなたはそれを治めるべき
である」、罪を悔い改めるこ
とだ。でなければ、そのまま
にしておくと、罪に飲み込ま
れ、支配されてしまう。それ
が罪の恐ろしさだ。アベルを
殺害した後も「アベルはどこ
にいるのか」と神は、尚も悔
い改めの機会を下さった。神
へのいけにえは、砕かれたた
ましい、砕かれた、悔いた心
だ。神はそれを喜んで受け入
れて下さる。そして完全な赦
しを与えて下さるとは、何と
いう恵みだろう。
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罪を罪として認めなければ、
私達は悔い改める事もなく
神様に、はむかってさえ行く
者だ。罪を認識するともに誘
惑から守られるよう主に祈ろ
う。