2009年08月01日(土)

「なぜなら、人の口は、心に満ちているものを話すからです」ルカ6:45


舌を制御する事は誰一人できない。「少しもじっとしていない悪で、死の毒に満
ちている」。たった一言で、長年の関係が壊れてしまうとは、時々聞く話だ。

「舌は火であり不義の世界」舌とはそれほどのものだ。舌はよくよく注意してい
ないと、大きな罪を犯す。あなたも必ず失敗した事があるだろう。

しかし、舌の問題はノウハウやテクニック、小手先で間に合うものではない。な
ぜなら、心にあるものを口が話すのであり、口以前に、心が問題だからだ。幾ら
頑張って黙そうとしても、心にある事は喋る。

肉は喋りたくてたまらない。その強い欲望に勝てない。喋ってはいけない事を喋
らずにはおれない。それが罪の性質であり、自我だ。その肉はサタンの餌食とな
り、人間関係を壊してしまう。

心に無い事を喋るという人があるが、それも心の状態を表しているのであり、心
が真実でなく、いい加減だという事になる。言葉は、そのままその人の人格を表
わす。言葉に人格が出る。

肉から出た言葉は、周囲を傷つけ害毒を流して行く。隠れたものは、必ず明るみ
に出る。舌の罪深さをよく認識していよう。言葉でなく、心の問題だ。

悔い改めて、自らを明け渡して行く時、主は心を変えて下さる。その心は、御霊
に支配され喜びと平安が溢れる。御霊から出る言葉は、愛と思いやり、優しさだ。

自分も人も建て上げて行く。舌は主を崇め、主に感謝し、恵みを語る。そして、
御霊の喜びと潤いを周囲に伝染させて行く。

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心の愚痴や不満を、まず主に告げるなら、平安と交換して下さる。心が平安と
喜びに満ちる時、口から感謝と賛美が出て来る。心にネガティブなものがあるな
ら、自分で何とかしようとしないで、まず一番に主に告げよう。