2010年01月01日(金)

「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい」ヘブル12:2



新しい一年も、「主イエスから目を離さないで」いよう。
ペテロが湖の上を歩いた有名な箇所があるが、主の「来なさい」との御言葉を受け、その御言葉を信じて、一歩を踏み出した時に、湖の上を歩けた。
主のお言葉があれば、行けるとペテロは信じていた。まっすぐに主イエスだけを見て、御言葉に立っていた。

その時、奇跡が起きた。ところが、ふっと風を見て、主から目を離した途端に、ぶくぶくと沈み始めた。歩くも、沈むも、状況自体は全く同じだという事だ。

同じ湖の上で、何を見ているかで、歩けたり、沈んだりする。
これは状況の問題でなく、視点の問題だ。私達はとかく苦しい状況を変えようとする。状況が悪いのであり、それさえ変われば、幸せになれると思い込む。

しかし、そうではない。神の視点で、状況を見る時、どんな悲惨な状況でも、平安と感謝と喜びが来る。しかし、神から目を離し、自分視点で、状況を見た途端に、恐れと不安に真っ逆さまに落ちる。

試練にある人が、周囲の励ましを通して、神の自らへの愛を見る。と同時に、神から目を離した途端、皆は幸せそうで、自分だけが不幸せ、惨めになり落ち込む事もできる。

主から目を離してはならない。あらゆる事柄を、主中心に考えて、どんな時も「イエスから目を離さないで」いよう。目を離した時は、「主よ。助けて下さい」と叫ぼう。すぐに手を伸ばして下さる。
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新しい年を迎えられた事を心から感謝します。この一年も、一日一日、神様を仰ぎ見上げ御言葉のパンを頂き歩んで行きたいと思います。
目の前にある状況から、その背後におられる神様に目を転じるなら、そこに溢れるばかりの恵みを数える事ができる。