2015年03月01日(日)

「良くやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実 だったから、私はあなたにたくさんのものを任せよう。主人の喜び をともに喜んでくれ」マタイ23:21 


主人がしもべに5タラント、2タラント、1タラントを与えて、商売
するようにと言い、旅に出た。「それぞれの能力に応じてタラント
を与えられた」とあり、主の采配で、御心のままに与えておられる。
量は異なるが、それは不公平でなく、御心により量って与えられて
いて、それは、立場、役割、使命が一人一人異なるだけだ。

与えられているものが、それぞれ違うので、誰も競争相手になり得
ない。そこに人との比較は無く、自分に任されたタラントをしっか
り用いて行くということだけがある。それぞれの力量、技量に応じ
て、機会も与えられている。5タラントと2タラントの者は「すぐ
に」出て行って、商売をした。主人を心から信頼していたので、主
人のために喜んで働いた。

1タラントの者も、ちゃんと与えられていたのに、すべてを無駄に
した。最低限のこともしていなかった。5タラントと2タラントの
者は、主人のために働くのが嬉しく、喜びであって、わくわくと労
したろう。彼らは主人に対して、良い思いを持っていた。

主人が戻った時に「私に5タラント預けて下さいました」「私は2
タラント預かりました」と「預けて下さった」と話したが、1タラ
ントの者は「あなたは蒔かない所から刈り取り・・ひどい方」と言っ
た。まず主人観が間違っていて、1タラントをも失ってしまった。

神はひどい方、要求ばかりする方、取り立てる方になっているなら、
神観が違う。信仰生活がしんどくなり、苦しくなっているなら、何
かが違って来ている。立ち止まって、まず祈ろう。
「神を愛するとは、神の命令を守ることです。その命令は重荷とは
なりません」

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神の御心を行なう事は、重荷とはならない。しんどくならない。御
霊が共に働いて下さるからだ。知らず知らずしんどくなっていたら、
御前に心を開いて、祈り、主と交わろう。喜びと平安に戻される。