2016年07月01日(金)

「神は、海を分けて彼らを通らせ、せきのように水を立てられた。神は、昼は雲をもって、彼らを導き、夜は、夜通し炎の光で、彼らを導いた」詩篇78:13



モーセに導かれ、いまだかつて見た事のないほどの、主の大いなる
奇跡により、出エジプトを果たした民たち。彼らが、出た先は、広
大な荒野だった。主はこれを訓練の時とされた。紅海横断の大いな
る勝利への大賛美、大感謝で、喜び踊った民たちは、それもほんの
束の間だった。目の前の厳しい現実に、すぐに水が無い、食べ物が
無いと不平不満、愚痴に変わった。

そんな民に、主は水を与え、天からのマナを与え養い続けられた。
そして道中をずっと導く、雲の柱、夜は火の柱を備え、主の臨在を
もって導かれた。ある人が引っ越しが決まり、家を売る事になった。
祈るが、すぐに売れるだろうと思っていた。ところが数ヶ月が過ぎ、
半年が過ぎるが売れなかった。希望者が次々と見に来るし、気に入
ってもらえ、話が進むのだが、最後の契約に至らない。

そんは事が何件も続いた。途中、良い人が現われ、いよいよこれで
決まり思うと、最後に障害が入りだめになった。もうどうした事か
と真剣に祈り始めた。その時、荒野の雲の柱の箇所を示され、雲が
動かない限り、これは進まない事、信仰の試し、忍耐の訓練と教え
られた。雲が動くまで信仰持って待とうと決心した。

主を信じる、主を待つ厳しい訓練を通された。「雲が動きました!」
とうとう神の時が来て、売れた。「この人に住んで貰いたいと思う
良い方に、買っていただけました」と。あなたも、今、雲が上るの
を待っているだろうか。雲は、必ず動くので、じっと待とう。主の
栄光を見る。
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止まっているように見える状況は不安でいっぱいだ。見えるところ
で一日も早く安心したい。必ず動く神の時を迎えるまで、その日々
も平安であるよう、じっと待てる信仰を主に祈ろう。