2021年08月01日(日)

「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこ ころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ・・」 ローマ12:2


この世と調子を合わせてはいけないのは「価値観」だ。信仰人生に
は喜び楽しみ、又、苦しみ悲しみが、どちらも来る。順境があり逆
境もある。出来れば、苦しみや試練は望まない。しかし主には無駄
は一つもない。私たちに必要だから、一つ一つ送られて来る。試練
の中でこそ多くの学びを得る。

突如の問題に会う時に、私たちの普段気づかない、心の底の価値観
があらわになる。何ら支障無く、うまく行っていた日々に、突然問
題が起きると、心暗く落ち込んで、且つイライラしてしまう。なぜ、
そう感じるかと思うと、実は「問題の無い人生、困難の無い人生が、
良い人生」「平穏無事が善」と思っているからだろうか。現実と相
容れない。

それは「思い通りに行く人生が善」との価値観だ。又、「何で?何
で?こんな事が起きる」とイラ立つ裏には、「信仰すれば良い事ば
かりで、人生スムーズに行くはず」との価値観があるだろうか。こ
の世では、平穏無事であるために信心する。培われたこの世の価値
観に気づかされ、そこを御言葉に置き換えて行く。

「いつも喜んでいなさい」「すべての事について感謝しなさい」
「試練に会うときは、この上もない喜びとせよ」「試練は喜ばしい
ものではなく、悲しいが、訓練された人々に平安な義の実を結ばせ
る」「益のため、ご自分の聖さにあずからせようとして」「苦しみ
に会ったことは、しあわせ。それであなたのおきてを学び」と。

心の底の価値観が問題だ。一つ一つ気づきを与え、御言葉と交換し
て下さる。

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御言葉の価値観とこの世の価値観は正反対だ。一方は天を目指し、
他方は地のものを目指す。天と地の差だ。培われた根深い価値観
に気づける事が感謝で、真逆の御言葉の価値観に変えられて行く。
御霊が気づかせて下さる。新しく〃造り変えられる。