2004年07月01日(木)

「弟は、何もかもまとめて遠い国に旅立った。そして、そこで放蕩して湯水のように財産を使ってしまった」(ルカ15:13)


 弟息子は父のもとが窮屈に感じていた。好き勝手をする事が自由だと勘違いしていた。そのために家を出たかった。父は心を痛めた。しかし、身体だけ家に縛っても無駄だとわかっていた。その心が父から離れてしまっていたから。父は彼が苦しい経験を通って自分の間違いを自分で悟る事を待つ方を選んだ。あえて息子のしたいようにさせてやった。一人の女性が若い時、みこころでない事をわかって未信者と結婚をしてしまった。何不自由無い生活だったが、平安の全く無い日々だった。十数年を経て、転勤先のすぐ近くの教会があった。思わず飛び込んだ。渇き切った心に昔の全き平安の記憶がよみがえった。悔い改め御父のふところに抱かれた。
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私達は自分で気づく事が大切だ。今、霊的な飢え渇きに乏しいなら何も心配せずに神様のもとへ帰ればいい。神様はいつまでも待っていて下さる。