2005年05月01日(日)

「しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや一つだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです」(ルカ10:42)

日々のスケジュールはびっしり詰まっている
か。まるでスケジュールが神となっていない
か。神との交わりで大切な事は「静まる」事
だ。ただじっと神の御前に静まるのだ。じいっ
とひたすら静まり、尚も心静めていると、小
さな細い神の御声が聞こえて来る。これが忙
しいと、心が立ったままだ。神に焦点合わず、
予定が気になったままだ。宴会の記事がある。
招かれた人々は皆多忙ゆえ断った。ある人は
畑を買い、ある人は牛を買い、ある人は結婚
したのでと。皆、日常の生活のために忙しかっ
た。それらは決して悪いもので無い事が問題
だ。むしろ良い事なので、とがめ無く、気に
も留めないまま、一番大切なものを失って行
く。気づかないまま世に流されて行く。最重
要のものを大切にしているか。優先順位を再
点検しよう。
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頭でよくわかっているが、主との交わりは実践
しなければ何にもならない。時間や環境の問題
ではなく、自分の問題だ。選ぼうとしない自分が
問題だ。その事に気づかない限り、環境のせい
にして一番大切なものを見失って行く。