2007年12月01日(土) 「主を待ち望め。その道を守れ」詩篇37:34
「主を待ち望め。その道を守れ」詩篇37:34
待つことほど難しい事はないが、しかし、 主を待ち、主の時を待つことは真に 大切だ。なぜなら、主を待たずに肉で 動くとイシマエルを生み出してしまうから だ。肉はどうしても動こうとする。待つ 事は難しく動く事は簡単だからだ。自分 で目の前の問題をどうにかしようとする。 アブラハムは待てずに、大失敗をした。 神から約束を受けながら、状況は何一つ 動かない。そこでサラの申し出を聞き入 れ、ハガルによりイシマエルをもうけた。 その蒔いた種で、現在まで悲惨な争いが 続いている。自分で動くならイシマエル を生み出し、苦しい重大な刈り取りをす る事になる。サウルも、サムエルが来る のを待てずに、全焼のいけにえを自分で 献げてしまった。このためにサウルは 王位を失った。主を待つのは、主ご自身 が動かれる「時」があるからだ。「神の 時」があり、主がその事態に介入され る「時」がある。主ご自身が成就される。 私達は自分で動かず、その時を待つこと が大切だ。今、大きな悩み、苦しみの 中にいるだろうか。自分で立って動き 回るのではなく、静まって主を待とう。 自分の思いを置いて、主が動き、介入 される時までじっと待とう。今のあなた に必要な事は、主を信頼し、「待つ」 ことではないだろうか。主を待ち望め。 ひたすらその道を守れ。 ・・・・・・・・・ 主を待つことは、主を信頼することだ。 待つことで、主への信頼をお献げする 事ができる。待つ時間に信仰が練られ 鍛えられ成長させられる。主は信頼す る者に決して恥を見させられない。