2021年07月1日(日) 「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこ ころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ・・」 ローマ12:2
「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこ ころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ・・」 ローマ12:2
この世と調子を合わせてはいけないのは「価値観」だ。信仰人生に は喜び楽しみ、又、苦しみ悲しみが、どちらも来る。順境があり逆 境もある。出来れば、苦しみや試練は望まない。しかし主には無駄 は一つもない。私たちに必要だから、一つ一つ送られて来る。試練 の中でこそ多くの学びを得る。 突如の問題に会う時に、私たちの普段気づかない、心の底の価値観 があらわになる。何ら支障無く、うまく行っていた日々に、突然問 題が起きると、心暗く落ち込んで、且つイライラしてしまう。なぜ、 そう感じるかと思うと、実は「問題の無い人生、困難の無い人生が、 良い人生」「平穏無事が善」と思っているからだろうか。現実と相 容れない。 それは「思い通りに行く人生が善」との価値観だ。又、「何で?何 で?こんな事が起きる」とイラ立つ裏には、「信仰すれば良い事ば かりで、人生スムーズに行くはず」との価値観があるだろうか。こ の世では、平穏無事であるために信心する。培われたこの世の価値 観に気づかされ、そこを御言葉に置き換えて行く。 「いつも喜んでいなさい」「すべての事について感謝しなさい」 「試練に会うときは、この上もない喜びとせよ」「試練は喜ばしい ものではなく、悲しいが、訓練された人々に平安な義の実を結ばせ る」「益のため、ご自分の聖さにあずからせようとして」「苦しみ に会ったことは、しあわせ。それであなたのおきてを学び」と。 心の底の価値観が問題だ。一つ一つ気づきを与え、御言葉と交換し て下さる。 ・・・・・・・・・・・ 御言葉の価値観とこの世の価値観は正反対だ。一方は天を目指し、 他方は地のものを目指す。天と地の差だ。培われた根深い価値観 に気づける事が感謝で、真逆の御言葉の価値観に変えられて行く。 御霊が気づかせて下さる。新しく〃造り変えられる。