2009年09月26日(土)

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる」詩篇37:5

不況の時期だった。ある男性の会社が倒産した。貯えもなかったので、たちまち
生活に困る事になった。
どうしようもなく、とりあえず親戚に少し借りようかとの思いが来た。信頼関係
もあり、快く貸して貰えるだろう。

しかし、その時に、牧師に「主に祈りましょう」と励まされた。神を第一にして
頼って行くなら、必ず神が必要を与えて下さると。祈って委ねて行った時に、主
は必ず良くして下さる、必要を備えて下さると、信じることができて、心が平安
に満たされた。

そんな中、ずっと以前に知人に用立てしたお金が、返って来たのだ。もうすっか
り忘れて記憶にも無かった。まとまったお金であり、ずっと心痛かったが、やっ
と用意できたと。
時ピッタリに、まさに主であり、主からのものであった。当座の必要が備えられ、
神に信頼する幸いに感謝した。やがて、祈りに答えられ、仕事も与えられた。

ある人は、緊急の必要が生じ、すぐに返せるから大丈夫と、安易に金融機関に借
りてしまった。しかし、多額の利子に苦しみ、祈らずにした事の刈り取りとなり、
訓練となって返って来た。

その時に、心の底で主に委ねられない、主を信じきれない自分の姿を見せられた。
信じられないから、自分の力に頼り、自分で何とかしようと動いてしまう。悔い
改めた。厳しい訓練であったが、主に明け渡す事へと導かれ、心から感謝した。

今、行き詰まっているなら、自分で動かずに、まず祈って主に委ねよう。

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信じられないなら「信じられません」と、「委ねる事ができません」と祈ろう。
まず自分のありのままの姿を、認めることから始める時、主が助けて下さる。委
ねようと頑張るのでなく、委ねる事ができるようにして下さる。