2010年06月26日(土) 「娘よ。このことがどうおさまるかわかるまで待っていなさい。あの方は、きょう、そのことを決めてしまわなければ、落ち着かないでしょうから」ルツ3:1
「娘よ。このことがどうおさまるかわかるまで待っていなさい。あの方は、きょう、そのことを決めてしまわなければ、落ち着かないでしょうから」ルツ3:1
ルツは、ナオミを通して知った神を信じ、故郷を離れ、姑について来た。ナオミ はそんな嫁ルツのために祈り、ルツの将来についてよく考えた事であろう。 たまたま落ち穂拾いの畑で出会ったボアズ。彼は親類であり、ルツに目をかけて くれてる。彼の申し分無い誠実な人柄、彼こそふさわしいと考えた。ナオミはル ツに指示を与え、ルツは言われたその通りに、従順に従った。 その権利を持つボアズに、買い戻しを願った。すると更に近い親類がいるので、 その人が放棄するなら自分が買い戻すと。ナオミは、その更に近い親類という障 害を越えて、必ずボアズがルツを買い戻す事、それが神の御心であり、成就する 事を信じた。 それで、この事がおさまるまで「待て」と確信持って言えた。人間のわざでなく、 神が働かれるから、成り行きを見守っているようにと。じっとしておれと。つま り肉の動きを止めることだ。 これが非常に難しくて出来ない。必ず何かしようとするし、動く方が楽で、安心 なのだ。目に見えない神をじっと待つ事は難しい。又、それは語られた事、示さ れた事はして待つという意味だ。 導きに従った上で、後は、信頼して待つ。ルツは自分の分を果たした。だから こそ、次にすべき事はそこで安息し、神がされる事を待てばよい。あなたにも、 今なすべ事を果たし、神を待てと言われているだろうか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「私におっしゃることはみないたします」とルツはナオミの言葉に従順に従った。 そして、その結果を、神にすべて委ね、神がボアズに働いて、ボアズが買い戻し てくれるように、望みを抱いて待った。明け渡した後は、ただ平安に待っていれ ば良い。