2012年07月27日(金)
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「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます」マタイ6:33
ある人が、神学校を卒業して、牧師となり、地方の小さな教会に赴任することになった。まだ少人数であり、経済的に大変で、主が「だから、こう祈りなさい」マタイ6:7と言われた通りに、「私たちの日ごとの糧をきょうもお与えください」6:11と日々に祈り続けた。少しの貯えを切りくずしながらの生活、とうとう底をついた。どっと思い煩いと不安に押しつぶされそうになる。
そんな時「空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず・・けれども天の父が養っていて下さる」「何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい」、心配するな、「明日のための心配は無用」と強く語りかけられた。この主に、丸ごと信頼し、命も主に委ねようと、今一度決心した。すると、知人から電話がかかり、事業主の知り合いが、バイトしてくれる人を探しているが、どうかとの打診だった。
祈っていたところへの要請であり、主の導きと受けた。まだ教会が少人数の数年間、丁度良いように必要が満たされた。主に身を預け、信頼して行く者を必ず責任持って養って下さることを、身をもって知った体験であった。襲いかかって来る思い煩いは、凄まじい力があり、自分ではどうにも出来ない。主の対処法は「神の国とその義とをまず第一に求め」る事だ。今、必要な事は、神を第一 にして、委ねて行くことだろうか。
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日々、恐れや心配があるが、神様のご支配を認めて、まず祈りに持っていこう。祈りは聞かれている。良い時に良いものが与えられる。自分の限界を超え思い煩わず、神様に信頼していよう。
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