2013年10月26日(土)

「怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったまま でいてはいけません。悪魔に機会を与えないようにしなさい」エペ ソ4:26  



クリスチャンは、何があっても怒ってはならないと、腹の中は煮え
くり返っていても、顔ではニコニコしているだろうか。しかし、
「怒る」ことと、「罪を犯す」ことは、別だ。主は、宮の境内で商
売する者を見られ、激しく怒られた。細なわでむちを作って、羊や
牛を宮から追い出し、両替人の金を散らし、台を倒された。

祈りの家を強盗の巣にしていると、主はひどく怒られたが、しかし、
主は罪を犯されなかった。正しい怒りが無ければ、悪を憎むことが
できない。「日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません」、怒
りをいつまでも引きずり、持ち越してはならない。

対人関係の問題で、もし、きちんと自分の気持ちを相手に伝える必
要があるなら、祈って言葉で伝えよう。誤解があるかも知れない。
自分の気持ちを表現できたなら、おさまって行く。又、今すぐ、ど
うにもならない問題なら、まずその問題を主に委ねよう。そして祈
りの時を持とう。主はその事態を御心のように導いて下さる。

「悪魔に機会を与えないようにしなさい」そのままにしておくと、
悪魔に機会を与えてしまうからだ。吠えたけるライオンのように、
食い尽くすべきものを捜し回っているサタンだ。どんなスキも狙っ
て食いつき襲いかかって来る。

サタンは怒りを激しい憎しみに増幅させてしまう。復讐の鬼にして
しまう。悪魔に機会を与えないよう、怒りをまず「怒っています」
と認めて、主のもとに持って行こう。主は正しく導いて下さる。

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ネガティブなほうの怒りは、サタンに足場を与えてしまう。怒りは
更に怒りを招き、そして激しい憎しみへと増幅して行く。サタンが
そこに働いて来ている。平安が全く無い。すぐにそのまま主のもと
へ行こう。現状を認め、助けを求める時、いつも主のわざを見る。