2015年02月24日(火)

「あなたが右に行くにも左に行くにも、あなたの耳はうしろから『これが道だ。これに歩め』と言うことばを聞く」イザヤ30:21



「あなたの道を主に委ねよ」と御言葉にあるように、主の御心を知
るために、又、祈りの答えを得るために、まず主に明け渡すこと、
委ねることが大変重要だ。ある著者が著書の中で、こんな事を記し
ていた。

重病で苦しみの中で、「主よ。癒して下さい」と必死に祈り、祈り
続けた。しかし全く答えが無い。主から何の応答もなく、もう祈る
のにも疲れ果ててしまった。それで「主よ。私には、なぜこのよう
な事が起きるのか全く理解できません。しかし、もしあなたが、私
の残りの生涯、私が病人でいることを望まれるのであれば、それで
もかまいません。

主よ。それはあなた次第です。とにかく、良くても、悪くても、私
をあなたの御手の中に置きます。ただ、あなたに仕えさせて下さい」
と祈って、すべてを委ねた。その時に奇跡が起きて、癒されて行っ
た。主に委ねるとは、イエスでもノーでも、右でも左でも、白でも
黒でも、癒されようと、癒されまいと、御心のままでOKです、と
いうことだ。

その時に、主が働かれ、御心を成し遂げて下さる。自分の思い通り
にしたい、これ以外の道は受け入れられない、との強い自分の意志
がある時には、それが妨げとなり、御心がわからない。自らの思い
を明け渡して行く時に、御心がわかり、前に進んで行ける。今、自
分自身の状態はどうだろう。
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ここが主から置かれた場所であると認めるとき、右でも左でもの思
いがくる。祈っても祈っても主が動かされないなら、お委ねしてい
けるように祈りを変えてみよう。