2015年04月26日(日)

「神よ。私を探り、私の心を知ってください・・私のうちに傷のつい た道があるか、ないかを見て、私をとこしえの道に導いてくださ い」詩編139:24



ある人が、職場で、一人の同僚とどうしてうまく行かなかった。こ
ちらはクリスチャンであり、何とかうまくやって行こうとするのだ
が、どうしてもギクシャクしてしまう。良かれと思ってする事が裏
目に出てしまう。何かが合わない。自分は努力しているが、避けら
れているように感じ、良く思われていないと思うと心辛く、気持ち
がしんどくなる。

そんな時に、部署替えがあり、別の場所になり、もう顔を合わせる
事が無くなった。今までの事は一体何だったのだろうと、主の御前
に静まり、祈った。御霊の光のもとで、ずうっと心探られながら、
祈っていると、御霊の気づきが与えられた。相手に受け入れてもら
えないと、ずっと思っていたが、実は相手を受け入れなかったのは
自分だったと。自分が相手を拒んでいたと。

その心の奥底に、同僚に対する羨ましさ、妬みが潜んでいたことを
御霊は示された。自分はクリスチャンであり、そんな醜い姿を見た
くないし、認めたくない。無意識にも、心の奥に封印してしまう。
しかし紛れもなく自分の姿であり、その通りである事を認め、悔い
改めた。初めて心がすっきりした。平安にされた。

見たくなくて、認めたくなくて、心の引き出しに入れて、封印して
いる、自分自身の本当の姿を、様々な出来事を通して、御霊は示し
出して下さる。そして、自由にし、解き放って下さる。

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自分自身のことは、自分ではわからない。「私を探り、知り、調べ
て下さい」と祈っている。主が探って下さらなければ、わからない。
心の奥の奥まで探られ、そして傷や罪を示し出され、気づかせて下
さる。主に示されて初めて知る。それをいやし、平安にして下さる。