2015年08月27日(木)

「『・・でもおことばどおり、網をおろしてみましょう』そして、そのとおりにすると、たくさんの魚がはいり、網は破れそうになった」ルカ5:5




ペテロは、プロのベテラン漁師だった。それが、夜通し働いても、
一匹もとれなかった。疲れ果てた重い身体で、網を洗っていた。
少し舟を出すように、主に頼まれて、先生の頼みなので、疲れた身
体で、引き受けた。その後、「深みに漕ぎ出して、網をおろして魚
をとりなさい」と言われた。

誰よりも漁については、熟知している自分がとれなかったのに、と
れるわけがないと思うが、しかし、「でもおことばどおり、網をお
ろしてみましょう」と、主の言われるままに、従った。すると、網
が破れんばかりの、驚くほどの大漁であった。魚が、こんな時間に
いるはずが無いのに。主の示しに、御言葉に、従う時、主のみわざ
を見る。大きな祝福を見せられる。

私たちはどうだろう。「夜通し働きましたが、何一つとれませんで
した」。今まで何度もやったがダメだった。どれだけ頑張っても出
来なかった。堂々巡りで、何も変わらなかった・・。がっかりし、
あきらめになっているだろうか。しかし、主の口から語られる、主
の言葉は霊であり、いのちだ。成し遂げる力がある。主が語られた
言葉は、主ご自身が成し遂げられる。語られた言葉に従う時、私た
ちは変えられて行く。

主の御言葉が臨むなら、今まで何度やってもダメだったが、「でも
、おことばどおり・・」と、とにかく示しに従ってみよう。「その
とおりにすると、沢山の魚が入り、網は破れそうになった」。破格
の祝福にあずかる。
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御言葉と現実のギャップはいつもある。思い煩うなと言われても心
配し、主が成し遂げられる御わざを信じて待てない。不信仰と戦い
ながら、「でもおことばどおり・・」と御言葉を信じて進みたい。